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先延ばし癖の原因とはなにか
この「先延ばし癖」がついてしまっている方は多いのではないかと思います。
今回はそんな先延ばし癖を改善する方法を紹介します。
始めになぜ先延ばしにしてしまうのか、大きな原因として考えられるのは、下記の4点です。
・人間は心理的に今からやるべき作業量(タスク)を多く見積もってしまうから。
・人間は論理的な判断より、最終的に感情的な判断をしてしまうから。
・どうせ失敗するといった課題へのネガティブイメージが着手へのハードルを上げている。
・慢性的な疲労でセルフコントロール能力が落ちている。
1つ目のタスクを多く見積もってしまうとは、
10の労力で終わらせる事ができる事を50に見積もってしまい結果めんどくさくなってやらないといった事が起こります。
2つ目の感情的な判断をしてしまう点は
経験があるとは思いますが、テスト前にアニメやユーチューブなどで時間を無駄遣いしてしまうあれです。
論理的思考(ロジカルシンキング)を出来ていれば、やるべき事はテスト勉強一択です。
3つ目のネガティブイメージは、自己肯定感や自信が低い、過去の失敗が原因となります。
4つ目のセルフコントロールについては、睡眠時間が足りていない事がほとんどです。
今回はそんな先延ばし癖を改善しやるべき事にすぐに取り組めるようになるための方法を紹介します。
私は先延ばしをする事は今となってはほとんどありません。
一日にやるべき事をやり切ってからその後にゆっくりとするか、その後おかわりでさらに作業をするかのどちらかです。
https://twitter.com/miraikaeru1017 ← こちらが私のツイッターリンクです。毎日のタスクをこなしている証拠となります。
ここまでで先延ばし癖の原因を紹介しました。
私は過去、超がつくほど先延ばし癖が体の芯まで染みついていました
今自分で先延ばし癖を改善できないと思っているあなたは、
それがただの思い込みでやらない理由を自分で作っているだけと言う事を理解してください。
先延ばし癖を改善する方法
それでは、先延ばし癖を改善する方法を原因ごとに解説していきます。
そういった方でも、これから紹介する方法を実践して頂ければ確実に先延ばし癖は改善します。
ぜひ、少しずつでも良いので実践してみてください。
改善方法① 習慣化する
これは2つ目の感情で判断して先延ばしにしてしまう事に大きな効果があり一番おすすめする改善方法です。
例えばこのブログなどは1年以上続ける事で成果がでる事がほとんどです。
このような長期期間が必要な事を先延ばしにしてしまうと挫折したり、やらなくて良い理由を探し始めます。
そこでその作業を習慣化してしまうといった改善方法です。
習慣にするには時間が掛かりますが、最も先延ばしにせずに取り組み始める事ができる方法です。
もちろん勉強等に関しても同様です。絶対に先延ばししたくない事に関しては習慣化するのが確実な方法です。
何か1つの努力が必要な作業を習慣にすると、努力する事自体が習慣となり、自然とだらだらしなくなります。
この状態を心理学で、「成長マインドセット」と言います。
人生を変えたいなら習慣を変えよう(考え方編)で習慣に関して詳しく解説しています。
参考にしてみてください。
改善方法② 作業を細かく分ける
これは原因の1つ目である、今からやるべき事の作業量を多く見積もってしまう事への対策です。
要は作業量を多く見積もってしまうといった思い込み(心理学ではバイアス)を解消すれば言い訳です。
作業の分けるステップとしては次の手順となります。
ステップ1 やるべき事を明確にする
まずはやるべき事を明確にするために紙に書き出したり、声に出したりして脳に今やるべき事を再認識させましょう。
その際にいつもどのような事でその作業を先延ばしにしてしまっているかも一緒に認識するとさらに良いです。
この自分の状態を主観的ではなく、客観的に見ることをメタ認知と言います。
ステップ2 細かいステップ訳をする
やるべき事を理解したらそれをステップ事に分けてみてください。
できるだけ細かい方が良いです。
勉強なら参考書を開く、ペンを持つ、何ページまでやる。
ブログならPCを起動する、記事のネタを考える、構成を考える、タイトルを考えるなどといった感じです。
過大に脳がやるべき事を捉えている状態(バイアスにかかっている状態から)脳を解放します。
また、大体やるべき事が同じような構成なら紙にリストアップしておくと次の作業時に手間が省けます。
ステップ③ 実行する
ここまで来たら後は実行するだけです。
すべての作業に取り組む際に共通しておすすめするアクションプランとして
・すぐにやる(10秒以内)
・5分だけやる
この2点を意識すると自然とその後の作業がスムーズに続いたりします。
私の経験からしても始めるまでのハードルが一番高いです。
モチベーションを高め維持する方法10選でその他の細かなテクニックを紹介しています。
興味があればぜひ読んでみてください。
改善方法③ 良質な睡眠をとる
原因の一つである疲労によるセルフコントロール能力の低下に関しては適切な睡眠時間、質を高める事で改善できます。
睡眠はすべての土台であり、ここをおろそかにすれば先延ばし癖を改善する事はほぼ不可能です。
睡眠時間は個人差がありますが最低6時間、できれば’7~8時間取れれば理想です。
また、質に関しては寝る前にスマホを見ない、寝る90分前の入浴などが具体的な方法です。
詳しくは、睡眠の質を劇的に上げる行動5選で紹介しています。興味があればどうぞ。
改善方法④ 自信をつける
自信をつける事で原因の1つである、過大への自身のネガティブイメージを改善し、作業開始までのハードルを下げる事ができます。
その分自信をつけるためには膨大な時間と努力が必要です。
世の中の多くの人が持っている自信は何も行動していないナルシストか勘違いの痛いやつのどちらかである事がほとんとです。
確実に自信をつける方法8選を参考に自信をつけてネガティブなセルフイメージを払拭しましょう。
まとめ
今回は先延ばしをしてしまう原因とその改善方法について紹介しました。
先延ばし癖は努力を継続する上で一番といっても良いほどやっかいな敵です。
これから何かに挑戦したい、現在何かに挑戦していて必ずやり切りたいといった方は先延ばし癖を必ず改善した方が良いです。
そうでもしないと作業量0の日ができて気が付くと「一週間やってなかった」なんて事態に陥ります。
少しでもこの記事が先延ばし癖を改善する事に役立てれば幸いです。
それでは。