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自己肯定感と自己効力感は似ているようで違います
あなたは自己肯定感と自己効力感という言葉を聞いたことがありますか?
結論自己効力感とは簡単に言うと、「自分は出来る、この挑戦は必ず上手くいく」と思える感覚、思考のことです。
今回は自己効力感について高める方法を紹介していきますが、自己効力感を高める上で「自己肯定感」や「自信」について理解しておく必要があります。
なぜなら、自己効力感を高めるだけでは、人生を変えるための効果があまり得られないからです。
イメージとしては野球でバットだけを有名なメーカの高いバットにして、それを使う選手が野球初心者みたいな感じです。
そのような状態では、バットを良い物にする意味があまりありません。
それでは、まず始めに、自己効力感、自己肯定感、自信の違いについて紹介していきます。
自己効力感・自己肯定感・自信の違い
自信・・・能力や経験、信念など、自らの経験によって得た物を信頼すること。
自己肯定感・・・自分の在り方や人生、存在意義など根本的な部分を評価・肯定すること(自尊心といった言い方もする。)
自己効力感・・・自らの「能力」に着目し、何かに挑戦するときなどに自分ならできる、やり通せると信じること
イメージ的には自信は自分の見た目や異性にモテる、友人がたくさんいるなど範囲が広いのに対して、自己効力感は自分の能力にフォーカスしているといった感じです。
冒頭で例に挙げたバットが自己効力感です。
そして注意点としてそれを使う選手(自己肯定感)といった土台がしっかりしていないといくら自己効力感を高めても、効果は薄いです。
自己肯定感と自己効力感の比較の事例は次の通りです。
・自己肯定感(低)/ 自己効力感(高)
「俺なんかに上手く出来るかな、でもこの挑戦は成功出来そうだ」
・自己肯定感(低)/ 自己肯定感(低)
「俺なんかに上手く出来るかな、この挑戦はやっぱり無理そうだな」
・自己肯定感(高)/ 自己効力感(低)
「俺になら挑戦する資格がある、でもこの挑戦は厳しそうだ」
・自己肯定感(高)/ 自己効力感(高)
「俺になら挑戦資格がある、この挑戦もきっと成功する」
こういった感じで自分自身を肯定していて、さらに能力も信頼している状態は最高の状態です。
必ずしも自己肯定感が高い人は、自己効力感が高いとは限りません。
また、自己効力感が高くとも、自己肯定感が低くて挫折するケースも少なくありません。
これから紹介する自己効力感の高め方でその点についても詳しく解説していきます。
自己効力感の高め方4選
でも、自己肯定感も高める必要がある理由はいまいちまだ理解できてないな。
ここまで読んで頂き、自信、自己肯定感、自己効力感の違いをなんとなくは理解して頂けたと思います。
確実に自信をつける方法8選についてはこちらの記事で紹介しています。
ここからは本題である自己効力感の高め方を紹介していきます。
ぜひ読んで参考にしてみてください。
自己効力感の高め方① 小さな成功体験を積む
これは自己肯定感も同様であり、自己効力感を高めるために、最も大切な事です。
小さな成功とは何も起業して成功しろとか、有名人になって社会的影響力をもてとかそういったことではありません。
日々の小さな積み重ね、読書や筋トレを1週間継続できた、たいした資格じゃないけど試験に合格できたなど日常のほんの小さな成功で十分です。
それを積み上げる事で、自分にはやり抜く力がある、それだけの価値がある事を実感出来ます。
補足:小さな成功体験を積むためのおすすめアクションプラン
小さな成功体験を簡単につめてなおかつ、その他にもメリットが得られるアクションプランが読書と運動です。
どちらか一つ、もしくは両方を継続する事で自己効力感を抜きにしても、人生に良い影響をたくさんもたらします。
「最高の自己投資」読書習慣がもたらす8つのメリットやその他にも運動を行うメリット、デメリットを徹底解説でもそれぞれメリットを紹介しています。
ぜひ読んで今日から始めてみることをおすすめします。
自己効力感の高め方② モデリングをする
「モデリングとは」成功者を見て、自分にもできるといった思い込みをする事です。
YouTubeを見たりやコミュニティーなどに参加し、その人の成功体験を知ることは想像以上に自己効力感が高まり、実際に行動に移す事ができたりします。
注意点として、自己肯定感が低いと、逆効果になってしまうことがあります。
例えば、その人のコミュニティーに参加したときそこでは様々な意見交換がされています。
私の実体験として、自己肯定感がまだ低かったときに参加して、あまりの周りの意識の高さに圧倒され抜けてしまったことが何回かあります。
このように健全な自己肯定感がないと、自己効力感を高めようと行動したときに、挫折するきっかけになってしまいます。
高める順番としては、自己肯定感 ⇨ 自己効力感の順番をおすすめします。
自己肯定感を高める方法はこちらの記事で紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
自己効力感の高め方③ 言葉がけ、励ましを貰う
これには様々な方法があります。
仲間からやコーチング・コンサルタントから助言やアドバイス、「あなたなら上手く出来ます」と励ましの言葉を貰う方法が一つ。
今だとSNSで繋がっている人から、「参考になりました」や「これはどういった事なんですか?」と質問を貰うことでも、自己効力感は高まります。
この記事を読んでくださっているあなたは、何か自分を変えたいと考え、この記事にたどり着き、今現在読んでいるかと思います。
人の力を借りる事には大きな効果があり、自分一人では出来ない事も出来たりします。
ぜひ、自己効力感を高める方法として試してみてください。
補足:言葉がけを貰う際にも自己肯定感は重要
もし、あなたが「あなたなら出来る」と言葉をかけて貰ったとき、自己肯定感が低いとどう考えると思いますか?
こう思ってしまう事もあるかもしれません。
先ほども説明しましたが、この例のように自己効力感を高めるには、健全な自己肯定感が必要となります。
自己効力感の高め方④ 高揚感と想像
能力を引き出す上で感情を利用する事も、大変有効です。
何かに挑戦し、やりきりたい、出来ると思い込ませるときに、何か悩みがある状態では上手くいく可能性は極端に低くなってしまいます。
「ドキドキやわくわく」している状態を作り出し、モチベーションを高める事で、自己効力感を高める事ができます。
また、その状態を作り出すと、その挑戦を達成するためのポジティブな想像、イメージができ成功する確率を上げることができます。
モチベーションを高め維持する方法10選でも感情を利用した方法を紹介しています。参考にしてみてください。
まとめ
今回は、前半で自己肯定感と自己効力感の違いを紹介し、後半では自己効力感の高め方を紹介しました。
自己肯定感、自己効力感の二つを高めたときあなたの人生は本当に別人の人生となります。
このブログではそういった人生に役立つ話、知識、テクニックを紹介しています。
興味がある方は他の記事ものぞいてみてください。
それではまた。