目次
高い集中力を出す方法4選
今回は高い集中力を持続させるための方法を紹介していきます。
そのためには、「場所」、「運動」、「食事」など様々な観点からアプローチしていくことが効果的です。
今回も、私が実践してきた中で効果があった今すぐに取り入れるべきものに絞って紹介していきます。
集中力を上げる方法は今回紹介する以外にもありますが、あまり多くを意識しても経験上続きません。
最低限実践するべき4つの方法をそれぞれ紹介していきます。
高い集中力を持続するための方法① 環境を整える
集中力を持続させるためには作業をする環境を整えることが大切です。
机の上が散乱していて、その中に読みかけの漫画本があったりした日にはそっちに意識が向いてしまい集中力がそがれてしまいます。
最悪なのがスマホです。スマホには天才たちが作り出した脳内からドーパミン(快楽物質)を出すための様々なアプリが入っているかと思います。
それがスマホへの依存となり、他の事に集中出来ない状態となってしまいます。
また、何か通知が来るたびに反応していては、一度、集中状態に入ったものが切れてしまいます。
どうしても机の上に置くしか無いときにはマナーモードに設定して休憩時間まで確認しないようにするなどの工夫をしましょう。
環境を整える応用編 勉強、作業に必要なもの以外は部屋に何も置かない
実験で片づいている部屋と物が散乱している部屋では、どちらの方が集中出来るかといった実験結果で、片付いている部屋の方が集中力が高い状態で作業を出来たという結果が出ています。
普段勉強や作業を多く行う自宅の部屋の環境を整えてあげる事は高い集中力を維持するために必須となります。
これは一人暮らしか実家暮らしかによっても変わってくるかと思いますが、勉強部屋を確保出来るのであれば、
その部屋に作業をするための必要最低限の本やパソコンを置きそれ以外は何も置いていない空間を作ることで高い集中力を持続させることが出来ます。
また実家暮らしなどで一部屋しかないという方でも、出来る限り不必要なものを押し入れにしまうなどして部屋を整理する事により、高い集中力を維持させることが出来ます。
高い集中力を維持するための方法② 食事を意識する
食事に関しては個人的に重要な部分だと考えているので少し詳しく説明していきます。
結論から先に言います。集中力を高く維持するための一日の食事法は、三食の食事+間食のナッツです。
食べ物には「低GI食品」と「高GI食品」があります。
GIとは食後2時間の血糖値がどのように上昇していくかの数値です。
低GI食品は血糖値の上昇が緩やかであり下降も緩やかです
一方高GI食品は血糖値が急激に上昇し、急激に下降します。
この血糖値が下がるタイミングで人は集中力が低下してしまいます。
高GI食品を食べた直後は脳がすっきりとして集中出来る状態となりますが、急激な下降によりそれまでの集中力が途切れてしまいます。
なので、高い集中力を維持するためには血糖値が乱降下するのを防ぐ低GI食品が良いとされています。
高GI食品、低GI食品の例は次の通りです。
高GI食品・・・白米、パン、カボチャ、じゃがいも、人参、餅
低GI食品・・・そば、スパゲッティ、りんご、めろん、ブロッコリー、キノコ類、牛乳、チーズ、ヨーグルト
しかし、普段の食生活で低GI食品を調べて管理していくことは大変です。なので低GI食品のナッツ類を間食に取ります。
話が少し難しくなりますが、脳が活動に使うエネルギーとして「ブドウ糖」があります。
食事を取ると血糖値の上昇と共に脳内にブドウ糖が供給されます。
思考で絶えず使われているブドウ糖を供給するのに間食にナッツを取ると、脳内でブドウ糖が枯渇する事無く、高い集中力を維持出来ます。
ナッツである理由としては、集中力、思考力を高めるための間食として最強だからです。
ピーナッツ、ヘイゼルナッツ、カシューナッツ、クルミ、アーモンドなどのナッツ類は炭水化物量が少なく、タンパク質を含むため理想の低GI食品です。
また、集中力、思考力を高める亜鉛、オメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6が豊富に含まれています。
さらにこのオメガ6脂肪酸、オメガ3脂肪酸は天然の抗うつ効果があると言われ、ポジティブな気持ちになれます。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、まとめると間食として最強の食材です。
三食の食事を腹7分目程度にとどめて10時と15時、夜小腹が空いたときにナッツ類を食べる事で、高い集中力を維持出来ます。
本当に集中したいときは間食のナッツだけではなく、そばなどの低GI食品を主食とした食事を心がけるとさらに集中力を維持できます。
実際にやってみると、本当に効果が体感出来ますので、是非試してみてください。
高い集中力を維持するための方法③ 集中力が切れてきたタイミングで運動をする
この運動は20分程度の短い時間で構いません。
人間の脳内では運動をした後に「ドーパミン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。
このドーパミンはモチベーション(意欲)を高める効果があり同時に集中力を高める効果もあります。
また勉強などでずっと座っている状態だと血流が悪くなり脳に十分な血液が行かずに集中力低下の原因となります。
集中力が切れてきたと思ったタイミングで軽い運動を行うことにより再び高い集中力を発揮することが出来ます。
高い集中力を維持する方法④ 瞑想を習慣化する
これは私が瞑想を始めて知ったときに思った事です。
しかし、瞑想を行うことにより、ポジティブになる、集中力が上がる、ストレス軽減、幸福度が増すなどの様々なメリットがあります。
世界の一流の経営者たちも揃って瞑想を行う習慣があります。
アップル創業者 スティーブ・ジョブズ
マイクロソフト創業者 ビル・ゲイツ
パナソニック創業者 松下 幸之助
元メジャーリーガー イチロー選手
他にも多くの有名人が取り入れるほど瞑想にはメリットがたくさんあり、その効果は確実なものです。
瞑想の詳しい方法は別の記事で紹介する予定です。
ネットで検索するとたくさん出てきますのでそちらも参考にしてみてください。
まとめ
今回は高い集中力を維持する方法4選を紹介しました。
他にも背筋をしっかりと伸ばし正しい姿勢を意識するなどの方法もありますが、個人的に継続する事が出来なかったので今回は省かせて頂きました。
高い集中力を維持する事は皆に平等に与えられた「時間」を増やす事に繋がります。
一年間つまり12ヶ月で13ヶ月分の成果を出せるということです。
最近集中力が続かないという方は、今回紹介した4つの方法を実践してみてください。
それではまた。