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孤高な人とは
群衆の中にあっても、孤独を守る人こそ至高の人である。
思想家 エマーソン
私はここでいう孤独な人こそが「孤高」な人であると考えています。
あなたは「孤高」という言葉を聞いたことはありますか?
なんとなくは聞いたことはあるとは思いますが意味を知っている人はそう多くはないかと思います。
孤高な人とは・・・自分の考え、信念を貫き、一人でその道を突き進む人の事です。
ではなぜ、成功したいなら孤高であるべきなのか?
「孤高と孤独」の違いは一体なんなのかといったことについて話していきます。
孤高と孤独の違い
孤高と孤独の人、両者に共通して言えることは、基本的に1人であるといった事です。
その中で、一人である理由、マインドに大きな違いがあります。
この違いを理解して頂くことで後半で紹介する成功するには孤高であるべき理由を理解して頂けるかと思います。。
一つづつ解説していきます。
孤高な人、孤独な人の違い① 自分が主体か他人が主体なのか
孤高な人は自分の中での考え、信念を持っているので人生を自分軸で生きています。
他人の言ったこと、意見などを鵜呑みにする事なく、自分の価値観で正しいと思った選択をします。
一方孤独な人は人生を他人軸で生きているため周りに簡単に流されたり、自分の信念がなかったりします。
一言でいうと、「自分の人生を生きているのか、他人の人生を生きているのか」の違いです。
孤高な人、孤独な人の違い② 自分の意見がしっかりと言えるか、言えないか
これも孤高な人と孤独な人の大きな違いです。
孤高な人は自分の考えに基づき生きているため自分の意見を相手にしっかりと伝える事が出来ます。
その結果理解してもらえず、一人でいることを望んだりもします。
孤独な人は、他人軸であるため「嫌われたく無い」、「変に思われたらどうしよう」と考え自分の考え、意見を伝える事が出来なかったりします。
私の友人でこいつは完璧に「孤高」な人間だという人がいます。
当然一人でいることが多いのですが、意見をしっかりと述べ、結果も出すため、周りからは信頼される人です。
周りから信頼されているかどうかも孤高と孤独な人の違いです。
孤高な人、孤独な人の違い③ あえて一人でいる道を選んでいるのかそうでないのか
孤高な人はあえて一人になることを選びます。
それは周囲との信念な考えなどに価値観の違いがあり、一人でいた方が成功を目指して何かに挑戦できるし、楽であるため自ら進んで一人になります。
一方孤独な人は、自らの考え、信念がなく他人に合わせがちにも関わらず、それでも一人になってしまっている、そしてその事を受け入れている人です。
そしてその事に対して苦痛を感じたり悩んだりする事もあります。
孤高の人は自分の意思で一人になることを選んでいるため、苦痛に感じ悩むことはほぼありません。
また、孤高の人は何かに挑戦するときなどに誰かと協力する事も出来ます。
あくまで自ら一人であることを選んでいるからです。
私自身、「孤高」であることを意識してあえて一人でいる時間を多くしていますが苦痛どころか毎日充実していると感じています。
無理に周りに合わせ、理解して貰うよりも、よっぽどストレスなく生きられるし、やりたいことに時間を使えているからです。
補足 孤立している人とは
「孤高」、「孤立」と似たような言葉で、「孤立」という言葉があります。
この孤立している人とは一言でいうと、「周りから嫌われている、浮いてる人」です。
孤独な人は同じように嫌われて、一人になることがありますが、その事を受け入れています。
しかし、孤立している人は一人で居たくない、承認して欲しいといった考えがあるのにも関わらず周囲から煙たがれ一人になってしまいます。
孤立してしまっていると思う方は、原因を考え、自分の性格を見直していく必要があります。
成功者になるにはなぜ孤高でいた方が良いのか
ここまでで、「孤高」と「孤立」の違いは理解して頂けたかと思います。
では、なぜ成功するには孤高であるべきなのか?
その事について解説していきます。
孤高であるべき理由① その他大勢の生き方ではない生き方をするべきだから
その他大勢と同じ考えで同じように生きていては成功をする事は難しいです。
他とは違う、「変わった生き方」をしているがゆえに孤高となるのです。
人は周りの人間から大きな影響を受けます。
だらしない人といればだらしなくなるし、意識の高い人といえば自分の意識も高くなります。
良い影響を受けることもありますが、他人が挑戦しないような、何か新しい事に挑戦する際、
大抵周りから「なんでそんなことしてんの?」や「失敗するから辞めた方が良いよ」などと言われたりします。
そういった人たちに自分の考えを言っても理解してくれませんし、そこに労力と時間を割くのは無駄です。
本当に同じ目的、目標を持った仲間だけでも生きていけます。
何かで成功したいのなら孤高になることをおすすめします。
孤高であるべき理由② 時間の制約がなくなるから
これは簡単な話です。
単純に無駄な飲み会や遊びに行く機会が減るため、やりたいことに時間を費やす事が出来ます。
よく友人関係が浅く広い人が、その交友関係を自慢したりする事がありますが、何も偉くないですし、すごくもないです。
私自身、昔はよく友人と毎晩飲みに行ったりしていましたがあるとき一つの思いが浮かびました。
お金もそうですが人生で一番価値のあるものは時間です。
良いお金の使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
何かで成功したいなら孤高に生きることを選び、自分の将来のために時間を投資していくべきです。
まとめ
今回は孤高と孤独の違い、そして成功するために孤高であるべき理由を話してきました。
もしかしたら、皆さんが孤独であると思っていた人も実は孤高であったかもしれません。
この記事を読んで今ある友人などの人間関係をすべて捨てる必要はないです。
私も年に何回かは昔からの友人と会い昔の馬鹿話もします。
しかし、孤高であることを選んでから明らかに人生の幸福度が上がりました。
また、同じく職場の上司、同僚からも信頼され、頼られる事が増えました。
ぜひ、皆さんもよければ孤高の人を目指してみるのも良いかもしれません。
それではまた。