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自己啓発の名著【7つの習慣】第1の習慣 主体的であるを分かりやすく徹底解説

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自己啓発の名著【7つの習慣】第1の習慣 主体的であるを分かりやすく徹底解説

主体的であるとは何か

 

意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるものが他にあるだろうか。

ヘンリー・ディヴィッド・ソロー

 

今回は7つの習慣に出てくる第一の習慣、主体的であるとはどういった事なのかを

 

私なりに噛み砕いて分かりやすく、徹底解説していきたいと思います。

 

皆さんは、普段自分が主体的であると言えますか?

 

たかし
自分で今やるべき事を考えて動くことじゃない?

 

それも間違いではありません。

むしろ、会社などの組織において「主体性を持て」などど上司から指導されることがありますが、多くの場合「自主的に動け」という意味合いで言われていることが多いと思います。

 

事実、私も部下指導において主体性を持てと指導する事がありますが、上記の意味合いで言った言葉でした。

 

しかし、この7つの習慣でいう「主体性である」とは、人間として自分の人生の責任を引き受ける事を意味します。

これでは、なかなか理解しづらいと思いますので、詳しく解説していきます。

 

7つの習慣で言う「主体的である」とは

 

まず、前提として私たちの行動は、周りの状況とは関係なく、自分自身の決定と選択の結果となります。

 

この事を踏まえた上で「主体的な人」とそうでない人、7つの習慣でいう「反応的な人」の違いとはなにか?

それは次の通りです。

 

主体的な人は、自分の行動に責任を持ち、周りの環境のせいにはしない。

 

なぜなら、自分の行動は状況から生まれる一時的な感情によるものではなく、自分の価値観に基づき自分自身で選択した行動であることを理解しているから。

 

反応的な人は、人生が周りの環境に支配されており、自分の価値観よりも周りの目を気にして、自分自身の行動を選択している。

 

この反応的な人は、自分をコントロールする権利を他者に与えてしまっています。

 

他者の評価やどう思われるかばかりを気にしすぎるあまり、自分の考えを発信できない。

その時の条件、環境、感情優先の選択をしてしまう。

 

だからといって、主体的な人が外部からの物理的、社会的、心理的影響を全く受けない訳ではありません。

 

しかし、主体的な人と言うのは、そういった状況下においても自分の価値観に基づき選択、決断し行動する事が出来ます。

 

今まで、あなたは主体的に行動して来れたと胸を張って言えますか?

 

「あの時、あの人のせいで今の自分は苦しんでいる」と思うならそれは反応的に行動しているということです。

 

しかし、「今の自分は過去に自分で選択し生きてきた結果だ」と思えるのであれば、あなたは今までの人生を主体的に生きてきている証拠です。

 

これが冒頭にも述べた、自分の人生の責任を引き受けるということです。

 

主体的な行動とは

 

先ほどまでの話で主体的な人とはどのような人であるのかを理解して頂けたと思います。

 

では、7つの習慣で書かれている主体的な行動について簡単にまとめて話していこうと思います。

 

① 率先力を発揮する

 

この言葉を聞くと

 

かおり
それじゃあ、自分から周りに対して何か始めよう!

って声がけとかを率先してば良いって事ね

 

間違いではではありませんが、率先力を発揮するということは、押しつけがましい態度をとるとか、自己中心的になるとか、強引に進めたりする事ではありません。

 

「進んで行動を起こす責任を自覚するということです。」

 

これもまた少し難しい言い回しですね(笑)

 

分かりやすい例えで説明します。

 

もし、今ブログ執筆に挑戦したいと考えている人がいれば、

自ら率先して始めるまでの手順を調べ、サーバー、ドメイン、SEOなどの知識を学び、ブログに関する本を購入し、どういった記事を書けば伸びるのかを考える。

 

率先力の無いひとは、この作業を始めるにあたり人に聞いたり、自分からは行動せずに友人など周りの誰かが手を差し伸べてくれるのを待ってしまいます。

 

この作業を自らが主体性を持ち、1から10まで率先して

その人自身が問題の解決策に向けて行動していくことが、この率先力を発揮するということです。

 

② 自分から動くのか、動かされるのか

 

先ほど率先力を発揮する事とはどういったことなのかについて話しましたが、

 

率先力を発揮する人としない人との間には大きな差が生まれます。

 

そもそもこの「7つの習慣」を身につけるためにも率先力が必要となります。

 

率先力を持ち、自ら責任を引き受けて行動を起こすのか、それとも、周りから動かされるだけの人間になるのか。

 

どちらの道を選べば成長や成功に繋がるのかは、火を見るよりも明らかです。

 

③ 影響の輪、関心の輪

 

自分が主体的な人間であるかそうで無いのかは、この影響の輪、関心の輪の2つに対してどちらにエネルギーと時間を使っているのかで分かります。

 

私たちの生活には自分が影響を及ぼせる範囲の事と、影響を及ぼせず関心しか向けられない事があります。

 

影響を及ぼせす範囲の事にも、自分の行動に関わる問題他者の行動に関わる問題の2つがあります。

 

自分の行動に関わる問題、例えば家族の事や仕事での自分のプロジェクト等は影響の輪の中心にあり直接的に影響をもたらす事が出来る事です。

 

他者の行動に関わる問題とは他人がどう思い、考え行動していくかといったところになりますが、

もちろん自分が直接的に影響を与えることは出来ず、相手の感情を動かす等の間接的な影響を与えることしか出来ません。

 

関心の輪とは過去の事であったり、テレビで報道している芸能人のニュースであったりと、影響を及ぼせない範囲の事です。

 

この関心の輪の中に影響の輪があるイメージです。

 

関心の輪の部分に意識が集中してしまうと、その中にある影響の輪は小さくなってしまいます。

その状態が反応的な人には起こりやすいです。

 

反応的な人は自分が直面している問題ややるべき事に目を向けずに関心の部分に意識が集中してしまいがちです。

なので、常に人間関係などで悩み、そのたびに他人のせいにしては現実から目を背けます。

 

率先力があり主体性がある人は、自分の行動に責任を持ち影響力の範囲内の事だけに意識を集中し、自分が今取り組むべき事を理解し、

 

自分の価値観のもと、考え、行動していきます。

 

影響の輪に意識を集中し、問題解決に向けて目の前の事に集中することが、悩みを減らし、自身を成長させ、成功をおさめるための秘訣です。

 

まとめ

 

今回は、「7つの習慣」より第1の習慣・主体的であるについて私なりに解釈し話してきました。

 

最後に私の個人的な考えを述べさせてもらうと、

 

確かに、他者に関する事に間接的に影響を与えることは出来ます。

しかし、それすらも個人的には時間の無駄であると考えます。

 

基本的に他人の考え、価値観を変えることは出来なくはありませんが、相当大変ですし、難しい事です。

 

であれば、自分が直接的に影響を与えられる範囲の事に全力を注いだ方が合理的です。

 

また、芸能ゴシップや自分の過去の事のような絶対的に変えられない、影響の範囲外の事については考え、悩む必要もありません。

 

もう一度、自分の影響の範囲内でやるべき事を見直し、率先して行動を起こしてみてください。

 

習慣に関連する記事は他にも書いていますので、是非そちらも読んで頂けると幸いです。

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それではまた。

 

 

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