恋愛依存症とは
何してるのかも分からないし、浮気でもされてるのかな
自分のことよりも恋愛や相手の事を優先してたらそれはもう恋愛依存症だよ
あなたは恋愛依存症という言葉を聞いたことがありますか?
依存症といえば有名なのはギャンブル依存症などがあると思います。
恋愛依存症は依存先がギャンブルでは無く、恋愛に依存している状態です。
具体的には、彼氏の事が頭から離れずに仕事に集中出来なかったり、友人との約束よりもとにかく恋人優先だったり。
ひどくなると、不安から自傷行為に走ったり、DVなどに繋がったりします。
そんな状態に少しでもなっていると思う方はすでに恋愛依存症かもしれません。
私も昔2人ほど恐らく恋愛依存症の方とお付き合いしたことがあります。
ここからは恋愛依存症の人の特徴と恋愛依存症を克服するための方法について話していきたいと思います。
恋愛依存症には2パターンある
恋愛依存症には2つのパターンがあります。
「共依存型」と「回避依存型」です。一つづつ解説していきます。
恋愛依存症パターン1 共依存型
この共依存型は主に女性に多く見られます。
特徴としては、相手に対して自分のすべてを捧げるようにひたすらに尽くします。
共依存型の人は「彼には私が必要だから何でもする」、「彼氏に認めてもらえなかったら生きてる価値ない」などどいった思いがあります。
恋愛依存症パターン2 回避依存型
この回避依存型は男性に多いです。
特徴としては「相手との深い人間関係を構築する事を避けている」状態の人の事です。
この回避依存型は共依存型の人よりも一般的に認知されていないと思います。
これは幼少期の不安定な家庭環境によりなってしまうことが多いようです。
回避依存型の人は誰かとの関係はすぐに始まりますが、そこから二人の関係が親密になることを避けるので浅い状態のまま関係を終わらせ、また次の相手を探し始めます。
周りから見ると、誠実では無い、浮気性な人に見えるかもしれません。
共依存型の人と回避依存型の人は惹かれ合います
共依存型の人は常に依存先を探し、回避依存型の人は常に依存されたがります。
なので共依存型と回避依存型は相性が抜群です。
しかし、それも始めのうちだけです。
次第に、共依存型の人はさらに相手に尽くすようになり、回避依存型の人は相手からの要求に耐えられず他の人を探し始めます。
そこですれ違いが生じ大抵は破局に繋がってしまいます。
恋愛依存症の人の特徴
ここからは本題である恋愛依存症の人の特徴について話して行きたいと思います。
一つでも当てはまる人がいればそれは恋愛依存症のサインかもしれません。
ぜひ、参考にしてみてください。
恋愛依存症の人の特徴① 思い込みが激しい
恋愛依存症の人は恋人に対して何の根拠も無いのに、
「もしかしたら浮気しているんじゃないか」、「私より好きな人がいるんじゃないか」などど激しい思い込みをして自分で勝手に不安になったりすることが多いです。
別のストレートな言い方をすれば「メンヘラ」ともいいます。
自分の感情の制御が上手く出来ておらず、相手が飲み会に行くだけでも、不安になったり、ひどいときには行くことを許さなかったりととにかく不安になりやすいです。
私の実体験として、2,3日に一回は「私のこと好き?」と聞かれていたことがありました。
始めのラブラブなうちは良いかもしれませんが、2ヶ月、3ヶ月と頻繁に好きか聞かれているのなら、その相手はもしかしたら恋愛依存症かもしれません。
恋愛依存症の人の特徴② 恋に恋している
これは分かりやすいですね。読んで字のごとく恋愛をしている自分に恋をしている人です。
言い方を変えれば、恋愛なしでは生きていけない人の事です。
この場合、相手のことを本当に尊敬していて、価値観が合い好きで一緒にいるというよりも、恋愛をしている自分に溺れ
相手の事は大して好きで無くても関係を続けようとします。
また、その恋人と別れ一人になったときに恋愛なしでは生きていけなため、次の恋人をすぐに作ります。
新しい相手と付き合ったときにもしも、常に恋人がいるような相手であればもしかしたら恋愛依存症かもしれません。
恋愛依存と恋愛体質の違い
ここで「恋愛依存」と「恋愛体質」の人の違いについて話して行きます。
まず、恋愛体質な人は悪いことではありません。
理由としては恋愛体質の人は、恋愛を通して自分を成長させたい、人生で楽しく充実したものにしたいなど恋愛に対してポジティブな気持ちを持っています。
一方、恋愛依存な人は「自分が生きている価値」を恋人に求めます。
人生の軸が自分ではなく恋人になってしまっています。
もちろん、そんな状態の恋愛では相手の一言で一喜一憂し、常に自分自身が苦しむ結果となってしまいます。
これが「恋愛依存」と「恋愛体質」の違いです。
恋愛依存症の人の特徴③ 自分を抑えこんでしまう
恋愛依存症の人は相手に嫌われたく無いという感情が強すぎるあまり、自分の感情よりも相手の感情を優先させ、自分を抑えこんでしまいます。
時には「会いたい」などといった感情抑え相手の事を応援する気持ちも大切な時がありますが、恋愛依存症の人は抑え込む事が当たり前になってしまっています。
そのような状態では、お互いに尊敬し信頼し合う良好な関係など築くことは出来ません。
どちらかが自分の感情を押し殺し相手に従い続ける関係は、主人と奴隷の関係です。
恋愛依存症の人の特徴④ 常に居場所を確認したがる
恋愛依存症の人は、常に相手の居場所をチェックしたがします。
相手を思う気持ちが強いため、束縛の意識が強く、また他の異性と会っていないか心配になるからです。
そもそも相手が浮気性などの根拠があって確認をしているのなら今すぐ分かれた方が賢明です。
何の根拠も無くただ不安で会わない日は毎日恋人の行動を把握しておきたいと思われている方は恋人に依存しています。
過度な束縛や嫉妬は相手の気持ちが冷める原因となってしまいます。
恋愛依存症の人の特徴⑤ プライベートはすべて恋人優先
人生は恋人だけでは無いです。友人や家族、趣味や自己研鑽など恋愛以外でも楽しいことは山ほどあります。
友人の誘いをすべて断り恋人にすべて時間を使っているようならそれは恋愛依存症かもしれません。
また、もし休みの日に恋人と会えずにそのたびに毎回「暇だな」と思っている方は恋愛に意識が向きすぎている証拠です。
もう少し、熱中出来るものを探して見るのも良いかもしれません。
恋愛依存症の克服の仕方
ここからは恋愛依存症の克服の仕方について解説していきます。
今、恋愛依存症かなと感じている方はもう一度自分を見つめ直し、克服するための参考にしてみてください。
恋愛依存症の克服方法① 自分が恋愛依存症であると自覚する
これは恋愛依存症に限らずすべての依存症、自分の欠点を克服するうえで重要な事です。
自分に対してなんとなくは分かっていても「私は恋愛依存症ではない。」と無理矢理正当化していては克服するための努力を放棄してしまうことに繋がってしまいます。
今まで自分が恋愛依存症であったことで、過去の恋人や今の恋人に負担をかけてしまっていた事を自覚した時に始めて人はそこからの行動が変わり未来が変わります。
恋愛依存症の克服方法② 相手との距離をおく
恋愛依存症の人が相手との距離をおくことはとても辛いことだと思います。
しかし、今辛い思いをすることで将来も一緒にいれるのなら、距離をおくことにも耐えられる気がしませんか?
相手との距離をおくことにより、お互いの関係性を見つめ直す事ができます。
また自分のダメなところにも気付くことが出来ます。
目の前の感情に振り回されずに将来のことを冷静に考えればどうするべきなのかは明白です。
恋愛依存症の克服方法③ 仕事・趣味など他に没頭出来る事を見つける
これを相手との距離をおいたときにすると良いかもしれません。
今の依存している状態は恋人にしか意識がいって無い状態です。
自分が何か夢中になって楽しめる、打ち込む事が出来る事を探してみてください。
恋愛依存症の克服方法④ 自尊心を高める
これが恐らく最強です。
自尊心が高い人は他者へ依存などしません。
自分の価値を認められていないからこそ他者へ依存してしまうんです。
自分の価値を自分の認めれるようになるためには、数々の挑戦と成功体験を積んでいくしかありません。
自尊心を高めた先には
「自分には良い恋愛が絶対に出来る」と確固たる自信があることでしょう。
そんな思いの中お互いに刺激し合い良い影響を与えられる関係は理想の関係であると言えます。
まとめ
まずはここまで読んでくださってありがとうございます。
お互いに幸せで無い依存した関係の中でしていく恋愛はに幸せにはなれません。
中にはお互いに共依存で上手くやっている方々も知ってはいますが、それではお互いの成長には繋がりません。
この記事に書かれている事をもう一度自分の中で整理し、自分が恋愛依存症と思ったのなら克服する努力は絶対に必要です。
また、パートナーが依存気質な時でも、素直に気持ちを伝え克服して貰うようにしましょう。
それではまた。