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ビジネスにおいて質問力を鍛え身につける事は必須です
あなたは「質問力」といった言葉を聞いたことがありますか?
結論からいいます。
ビジネスパーソンに「質問力」は必須であり、鍛えるべきスキルです。
今回の記事では、質問力を鍛えるメリット、その方法について紹介していきたいと思います。
質問力が高い人は、質問の方法を工夫し、上手に相手とのコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことができます。
ぜひ、この記事を読んで「質問力」を鍛えてみてください。
質問力を鍛えるメリット① 人間関係が良くなる
質問力を鍛えることは良い人間関係を構築する事に繋がります。
理由は簡単です。
質問力が高ければ物事の本質を捉え、自分の考えも含めて物事を仮説を立てて相手に質問を投げかける事により、
相手からすれば優秀な人だと感じるからです。
ビジネスにおいて相手と良い人間関係を作り、信頼関係を築くことでビジネスが上手くいきやすくなります。
質問力を鍛えるメリット② 問題を解決しやすくなる
相手に自分の疑問をしっかりと伝える事ができれば問題解決しやすくなります。
また、質問の仕方によっては、自分の疑問を相手に分かってもらえずに、問題解決ができなかったなどの事もあると思います。
的外れな質問ばかりしていても、一向に問題解決へは繋がりません。
適切に要点を突いた質問をすることで問題解決へと導くことができます。
質問力を鍛えるメリット③ ミスが減る
質問力が低い人は他人に質問することをためらう人が多いです。
何を聞いて良いのかを分からず、自分の中に抱え込んでしまい、結果的にビジネスにおいてミスが増えます。
質問力を高め、問題が生じたとき質問する習慣がある人は、他者を巻き込むことが上手で、自分では気付く事が出来ない事でも気が付くことができます。
結果的にビジネスにおいてミスすることが減ります。
補足:質問力は様々な人間関係において大切です
今回はビジネスにおいて質問力を鍛えることは大切ですといった話をしていますが、何もビジネスに限った話ではありません。
質問力を鍛える事は、恋愛、友人、家族等すべての人間関係を良好に保つ上で大切なスキルです。
質問力が高いと、相手からは
と思ってもらう事ができます。
いま、何か人間関係で困っている人は質問力を鍛えてみるのも良いかもしれません。
それでは、本題の人間関係を鍛える方法について紹介していきます。
質問力を鍛える方法① 相手のことを理解する
良い質問をする上で相手のことを理解しているかどうかは大切な事です。
私は、ブログを運営していて質問をされることがありますが、自分の事を理解されているかどうかで返信するかしないのか決めたりしています。
あなたはこの2つの質問でどちらの方が真剣に回答したくなりますか?
・質問1 みらいさんがブログを始めたきっかけって何ですか?
・質問2 ブログ読みました。分かりやすくて勉強になります。みらいさんの「影響力が欲しい」って事についてすごく共感できました。ところでなぜみらいさんのブログを始めたきっかけは何だったんですか?
これはどちらも実際に私が貰った質問です。考えるまでも無く質問2の方かと思います。
相手のことを理解する努力をすれば、質問された側へ自分に興味を示していることが伝わり深い人間関係を構築する事ができます。
質問力を鍛える方法② 自分の意見も入れる
これは個人的にできていない人が大変多いと感じます。
自分の頭で考える事を放棄して相手に問題解決を任せてしまっています。
確かに、自分で考えず、相手に問題解決を任せれば楽ですが、質問された側は「少しは自分で考えろよ」って思ってしまいます。
また、ビジネスの場で自分の意見があるのにそれを伝えられないのも質問力が低く、同じ事になってしまいます。
何か人に質問を投げかける時には出来る限り、
「私はこのような理由でこう考えたんですけど、○○さんはどう思いますか?」
といったように自分の意見を質問に入れるようにしましょう。
個人的にこれが出来ている人は、質問力が高く、自分の頭で考え行動できる優秀な人が多いと思います。
質問力を鍛える方法③ 常に物事に疑問を感じるようにする
これもできていない人が多いです。
言われたことをただこなすだけなら小学生でも出来ますし、機械にプログラミングすれば良いだけです。
その人が創意工夫し、何かアイデアや疑問を持ち、周りに発信することこそビジネスにおけるその人の価値となります。
そこから良い質問は生まれます。
物事に対して常に疑問を持っていれば、人が気が付かないような視点から質問を生み出すことが出来ます。
その結果、ビジネスパートナーや上司から信頼され、優秀な人材としてあなたの評価を上げることに繋がります。
質問力を鍛える方法④ 仮説を立てる
仮説を立てて質問をする事は、良い質問をする上で重要となります。
例を紹介します。
今毎日行っている1時間の会議を週1回に減らしてしてみてはどうでしょうか?
確かに会議をすれば意思統一が図れて何をするべきかを明確に出来ます。
しかしこの会社のメンバーは個人で考える能力が高く、自分で問題解決する能力があります。無理に毎日会議を行わなくても、その時間を活用することで全体としての生産性が上がり、結果的に業績アップに繋がると考えています。どうでしょうか?
このように質問に仮説を立てることでただ提案するだけより、説得力が増し、より良い質問が出来るようになります。
ビジネスにおいて仮説立てる事は質問力を鍛える事に繋がります。
質問力を鍛える方法⑤ 質問する癖をつける
そもそもの話として、質問しなけれは質問力を鍛える意味がありません。
というか、質問をしない、出来ない事は質問力が低い証拠です。
今まで紹介した4つの事を意識して、自分の中で考えを整理し、相手に伝えることで良い質問となり、結果的に最初に紹介したメリットを得る事が出来ます。
よく質問することは自分が分かっていないと思われて、恥ずかしいと考える人がいますが、それは大きな間違いです。
自分で抱え込み、人を頼らない事は、上司からしても頼られていないと感じ、自分のミスは増えるといった悪循環に繋がります。
質問力を鍛えて、本質を捉えた良い質問をする事はむしろ周りの評価を上げることに繋がります。
今まで質問することが恥ずかしい、してこなかったという方は、これから質問する癖をつけてみてください。
まとめ
今回はビジネスに必須の「質問力」を鍛えるメリットとその方法について話してきました。
質問力を鍛えて高めていき、ビジネスの場において活用する事は、自分の成長にも繋がります。
また、自分一人では思いもしなかった考えが他者から出て来ることもあります。
質問力の高い人は本当に優秀な方が多いです。
皆さんも良ければ「質問力」を鍛えてみてください。
それではまた。