目次
勉強時の音楽にはメリット、デメリットどちらの効果もあります
今回は、このような勉強時の音楽鑑賞について、様々な研究結果を基に、どのような効果があるのかといった疑問に答えます。
勉強時の音楽鑑賞にはどのような効果があるのかについての結論は、
・ 音楽と勉強の関連性に関する研究はたくさんあるが、音楽自体が記憶力や暗記力を上げるといったことは証明されていない。
・ ただし、クラシックやジャズは集中力を高める効果があるといった研究結果もある。
・ 逆に音楽を聴く環境で勉強をした方が成績が悪くなった研究もある。
これを見て結局どうなの?と思われたかと思います。
それについて記事の中身で詳しく解説していきます。
この記事で読んで頂く事で次の内容を理解して頂けます。
・勉強時に音楽を聞くことが実際にどんな効果が得られるのかが研究結果を基に分かる。
・音楽の種類によって勉強時に聞くべき音楽とそうでない音楽が分かる。
私自身、プログラミング/WEBデザイン/WEBライティング/ブログ/投資/その他副業等の作学習作業を平日は最低4時間,休日は8時間以上しています。
その中で、元々音楽が大好きで聴きながら勉強することがどのような効果があるのかを科学的(研究結果)を基に調べ実践してきました。
そこでたどり着いた個人的におすすめの方法も踏まえながら、勉強時に音楽とどう付き合って行くべきかを紹介していきます。
それでは、音楽が勉強時にどのような効果をもたらすのかを研究結果も踏まえながら紹介していきます。
勉強時のおすすめ音楽はクラシックやジャズです
始めに、京都大学とハーバード大学が共同で研究した音楽と勉強に関する研究結果を紹介します。
京都大学とハーバード大学の共同研究でモ-ツァルト「メヌエット」という曲を用いて、モ-ツァルトのような整った調子の曲が集中力に大きな影響を与えることが分かっています。
「クラシック音楽が集中力を高める」ということは以前から言われていますが、それを証明した研究となりました。
特に、調和が取れた流れるようなメロディーが特徴であるモ-ツァルトの音楽はその効果が高いです。
その他にも、クラシックやジャズを聴くことで、脳からアルファ(α)波が出ることが研究により分かっています。
α波について解説すると、人は落ち着いている状態のときに、脳からα波が出されます。
つまり、α波が出ると、体や心がリラックスできると共に、ストレスを抑える効果もあります。
また、集中力が研ぎ澄まされているときにも、α波が検出されます。
したがって、α波の効果としては、脳を活性化させ集中力を高める効果もあります。
勉強時に音楽を聴くことの効果(メリット・デメリット)
ここまではクラシックやジャズ等の音楽は勉強時に集中力を上げてくれるためおすすめでだといった事を理解して頂けたかと思います。
こういった疑問に答えていきます。
結論、音楽を聴くことで記憶力、暗記力を上げる効果はありません。
むしろ、アップテンポの日本語が含まれる曲を聴くと、音楽での言葉まで脳が理解しようとするため逆に効率が落ちる危険性があります。
勉強で音楽を聴くことのメリットは次の2点です。
・気分を高揚させるかつリラックス効果を得られる(ドーパミン、α波)
・雑音のシャットアウト(カフェ等で有効)
それぞれ解説した後にデメリットを紹介します。
気分を高揚させ、リラックス効果を得ることができる
上記の効果により音楽は、勉強を始めるための起爆剤となります。
先ほども説明したとおり、音楽にはリラックス効果があります。
落ち着いたクラシックや静かなジャズにはα波を発生させ、勉強に対して集中力を高める効果があります。
また、音楽が勉強へ役立つ理由として、「ドーパミン」の分泌を促してくれることも挙げられます。
これにより気分が高揚し、勉強に対しての意欲が生まれます。
カナダ・マギル大学の研究チームは2011年、音楽とドーパミンの関係についての研究結果の論文を発表しました。
この研究によると、まず、被験者たちに自分の好きな器楽曲(クラシック、ジャズ、ロックなど)を10曲ずつ用意させました。
そして、曲を聞いている被験者の脳を観察したところ、ドーパミンの分泌が確認されたそうです。
また、メリットの2つ目として、音楽が雑音をシャットアウトしてくれるといった点です。
これは純粋に音楽が周囲の話し声や雑音を遮ることで、目の前の勉強に集中できるといったことです。
私のように、カフェなどで勉強する事が多い人にとっては、大きなメリットです。
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音楽を聴くことのデメリット
音楽を聴くことのデメリットとしては、集中力が低下する危険があることが上げられます。
集中力を高める音楽であっても、音楽を聴くことで脳が無意識に歌詞のフレーズなどを理解しようとします。
基本的に人間の脳は2つ以上のことを同時に行うことが苦手です。
実際に研究により勉強の効率が音楽を聴いていた時の方が下がったといった研究もあります。
したがって、音楽を聴きつつ勉強することは、集中力を分散させることにつながってしまいます。
結論 状況に応じて音楽を聴く
この記事で私が伝えたい結論は、あなたの状況や環境に応じて、聴く音楽の種類や聴かないといった選択をしていくべきだといった事です。
私は上記の内容を実践して次の結論に至りました。
・勉強時の音楽は、YouTubeで出てくる勉強 洋楽で出てくるものか、アップテンポでは無い好きな邦楽一曲を永遠にリピート。
・総勉強時間の半分は音楽を聴きながら。
洋楽にするのは脳が日本語を理解せずに済むからです。また邦楽一曲永遠リピートは試した結果、集中力が上がったから。
勉強時間の残り半分は、少し変わってますがタイピング音を聴きながらが2割、無音が3割といった感じです。
また、勉強や作業を始める前は必ず音楽でやる気(ドーパミン)をチャージしてから取り組みます。もうルーティーンとなってます。
個人的にクラシックやジャズが好きな方は、研究結果からも積極的に聴いていくべきだと思います。
また、音楽を聴きながらの勉強には個人差があります。
音楽を聴きながらでないと勉強出来ない人、音楽を聴きながらだと意識がそっちに向いてしまい集中出来ない人。
まとめ
今回は勉強時における音楽がもたらす効果を研究結果を参考にしながら紹介しました。
私自身、長時間の勉強が習慣となっているため、一曲リピートや洋楽まとめを聴きながらでもほぼそちらに意識が向くことはありません。
結論で話した事を参考にして自分なりに一番ベストな勉強時の音楽との付き合い方を探してみてください。
また、勉強時に私が一番大切だと考えている食事については下記の記事で紹介しています。
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ぜひ参考にしてみてください。
それではまた。